該当作なし

編集部コメント
「人を食べる生物」をサスペンス的な構成で語る刺激的な作品でしたが、読後に振り返ってみると、もっとも印象に残ったのは主人公の健気な人物像でした。
キャラクターを存在感のあるひとりの人物として描ける感覚と技術に、作家としての確かな力量を感じます。

編集部コメント
表面的には思春期の男子らしいところを見せながらも、家族との深刻な確執を抱え、どこか諦めたように日常を生きる主人公の目線に引き込まれました。
「幽霊と会話する」「幽体離脱して別の肉体に憑依する」という非現実的な出来事を、作中の現実として説得力を持たせて描くことができていた点も印象的でした。

編集部コメント
主人公のまっすぐな感情を通してボーイ・ミーツ・ガールの物語を描く、少年誌的なファンタジーの王道を行くような、爽やかな作品でした。
アクション場面でのダイナミックなネーム構成には、マンガとしての高い演出技術を感じます。ヒロインも魅力的！